キャリアを引く女 15,16話(最終回)
このドラマは、法廷ものというほど重くはないし、ラブコメとくくるほど軽くもない、今までにない新鮮なジャンルのドラマだと思う。
一人の女性の成長、成功物語でもあるし、巨大権力に立ち向かい腐った組織を壊滅に追い込む爽快感も得られ、法の正義とは名ばかりの権力欲、名誉欲に満ちた汚い大人たちの犠牲になる哀れな弱者、子供たちを救うために奔走するできそこないの女弁の活躍劇でもある。
このエピソード詰め込みすぎで、ちょっと欲張ったと思われる物語のヒロインを、ジウ姫はよく演じきったなーと感動。演技が本当に上手になった。
改めて感じたのは、子供好きなジウ姫はいたいけな子役の演技、それも不幸な境遇の子供の演技に時々素が出て涙ぐむときがあるんだけど、最終話、継母に虐待されているから助けて!と駆け込み、涙ながらに訴える子供に、涙を見せずクールに「おばさんは忙しいの。すごく大きな案件を抱えてるの。だから引き受けられないわ」と断るシーンで、すごいと感心。
もうベテランの域なのね。涙の女王と呼ばれ、なんでもかんでも涙ぐむ、もともと涙もろい人なんだと思ってたんだけど、違った。
女優だったのねー。泣くのも完全に演技だったんだわー。失礼しました。
その可哀想な子供の依頼をむげに断ったのにはもちろん理由があった。食べ物もろく与えられず、なぐられ、生理がはじまってもナプキンも買ってもらえないその女の子を見て、グムジュは、妹のヘジュが継母にナプキンを使いすぎるなと十分に与えられず、仕方なく教室で同級生のナプキンを万引きして、二人抱き合って泣いた悲惨な過去を思い出したのだ。
そこで、化け物になりオソンの代表になったが、証拠隠滅など様々な悪事が露見して失脚、弁護士資格停止を受け、弁護士事務所の事務長を経ていちからやり直した、ヘジュにその子供を託すのだった。ヘジュならその子の気持ちが痛いほどわかってあげられて、きっと熱心に弁護するだろうし、ヘジュが弁護士として立ち直るいいきっかけになると思った姉の妹へのはなむけだったかもしれない。
このあたり、脚本がうまいとつくづく思い知ったわ。
そして気になる恋の三角関係だけど、さすがにいつまでも濃くしつこく追い回さなくなったハムボッコしは、あっさりさりげなく
何度目かのプロポーズ。弁護士から検事に転向したマソグ君もまだグムジュをあきらめず、いつか男としてそばに現れると改めて宣言。
最後までグムジュはどちらも選ばないで終わるんだけど、それがベストだと私はこのラストを気に入りました。年齢的にいってボッコしに決まってるんだけど、ソグ君も振るには惜しいキャラ。ずっと二人に希望を持ってもらって続く。。。。で終わったのがなかなか粋よね。
グムジュもボッコのここが好きだけど、ソグも捨てがたいって内心思って迷ってるんじゃないかしら。
そしてそれよりも、グムジュは弱者のため、冤罪をこうむっている人のために働くことが何よりも、恋愛より結婚より男よりもきっと大切で幸せなのよね。
それに、忘れてたけど、バツイチだしね。ちょっと懲りてるんじゃない?結婚生活にも。
チングも不思議がっていたシーン。私もよくわからないところがあったんだけど。
ヘジュが取り調べを受ける前に拉致されたけど、あれは誰の差し金?そして拉致された画像が、イドンスとアレンに送られてきたけど、あれは何の意図?
アレンは出国間際だったのに、画像を見て引き返したでしょう?国の情報院が拉致して、ドンスとアレンを観念させるために画像送信したのかしら。
謎だわ。
ともあれ、こんな素敵なドラマに出会えて視聴中は幸せでした。面白かったー。☆☆☆☆☆
キャストばっちり。またジウ姫には新たな役に出会ってもらって、感動させてほしいわ。
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キャリアを引く女
ジウ姫が、命を狙われる( ̄□ ̄;)!!?
チェジンモしの後押しで念願の弁護士になれたグムジュ。
殺人犯の汚名を着せられたハムボッコを弁護すべく奮闘するが、入念に仕組まれた検察側とオソンの悪巧みにより、なんと実刑判決。
グムジュは、今回の事件だけでなく、すべての事件の発端となる家出少女失踪事件の真相も暴こうと決意。
しかしそれはとりもなおさず、巨大悪権力を相手にする無謀な挑戦、途方もない危険に身をさらすということにほかならなかった。
そしてついに、狂ったプロの殺し屋の銃口がグムジュに向けられる。
それでも毅然と態度を崩さないグムジュに引き金は引かれる!
ヒロインがここで亡くなるはずないので、どうやってグムジュがこの危機を脱するのか見物だわ。
キザ男と年下男の子に求愛されるただのラブコメじゃなく、法廷で繰り広げられる弁論も面白い。
硬柔取り混ぜのなかなかの大人のドラマね。
チェジンモしの後押しで念願の弁護士になれたグムジュ。
殺人犯の汚名を着せられたハムボッコを弁護すべく奮闘するが、入念に仕組まれた検察側とオソンの悪巧みにより、なんと実刑判決。
グムジュは、今回の事件だけでなく、すべての事件の発端となる家出少女失踪事件の真相も暴こうと決意。
しかしそれはとりもなおさず、巨大悪権力を相手にする無謀な挑戦、途方もない危険に身をさらすということにほかならなかった。
そしてついに、狂ったプロの殺し屋の銃口がグムジュに向けられる。
それでも毅然と態度を崩さないグムジュに引き金は引かれる!
ヒロインがここで亡くなるはずないので、どうやってグムジュがこの危機を脱するのか見物だわ。
キザ男と年下男の子に求愛されるただのラブコメじゃなく、法廷で繰り広げられる弁論も面白い。
硬柔取り混ぜのなかなかの大人のドラマね。
キャリアを引く女 12話まで
キャリアを引く女 7,8話
ついに!
ソグがグムジュにキス、そして告白。「あなたが好きです」
でも大人のグムジュはさらっと受け流す。「私も好きよ。一緒に仕事する弁護士さんとしてね。」
若いソグは「待ちます。」って言うんだけど。
ボッコがあおったのよねー。相変わらず二人神経戦で、グムジュの取り合い。
グムジュの手を両方から引っ張ったり、プレゼントで張り合ったり。
ボッコは「自分の気持ちも告白してないくせに」って馬鹿にする。そこでソグは、事件解明のため、クラブ潜入中に、
思わずキス。そのあと告白。
ソグ、可愛いんだけどな~。
グムジュが気になるのは、妹のヘジュとボッコが接近してること。ボッコが嬉しがるようなやきもちというより、
ヘジュのことも心配してるのよね。グムジュとヘジュは異母姉妹だったのね。だからヘジュはグムジュにあんな生意気な態度を取るのね。
いい大人のボッコがソグといちいち張り合うのも面白いけど、事件の方もなかなか。
今回はオソングループ娘が殺人をおかし、その罪を夫がかぶる、という事件。夫がおとなしく罪を認めたものの、グムジュたちはそれを怪しんで捜査。夫がゲイであることをつきとめ、はじめ妻の愛人と思われていた被害者は実は、夫の恋人だったことを証明。
夫の無実を晴らす。
そしてグムジュが刑務所に入り、ボッコが検察官を罷免された原因となった事件も進展を見せ始める。
ずっと事件をひそかに追っているボッコは、証人となる少女をかくまっていたのだけど、その少女ミナとグムジュを会わせる。
グムジュはミナの面倒を見ていてくれたことで大感激、思わずボッコに抱きつく。
にやけるボッコ(笑)
このドラマ、悪人も多数出てくるんだけど、セリフ全体が下品になってない。ジウ姫の出演するドラマってどこか気品があるのよね。
ハムボッコはキザなんだけど、嫌味にならずむしろ滑稽でこじゃれた作品に仕上がってると思うわ。
キャリアを引く女 7話まで
「キャリアを引く女」で見せたチェ・ジウの真心がお茶の間に感動を与えた。
「免許は権利であり、義務だ」
MBC月火特別企画ドラマ「キャリアを引く女」に登場したチェ・ジウのこの一言がお茶の間に重い響きを与えた。弁護士免許証がなくて法廷に立つことのできない事務長だ。しかし、その免許証の意味を誰よりもよく知っているチェ・ジウの切実な気持ちがお茶の間の視聴者に感動を与えた。
11日に韓国で放送された「キャリアを引く女」第6話では有名なスポーツスターの医療事故をめぐり、チャ・グムジュ(チェ・ジウ) のゴールデンツリーとオソン法律事務所が激しい攻防を繰り広げた。すべての証拠が仕組まれた状態で行われた不利な裁判だったが、グムジュは最後まであきらめなかった。
この日グムジュは証拠を探すために奮闘した。飲み屋のママに変装して潜入したり、手術に参加した医師や看護婦にも会ってみたが、全て失敗に終わった。しかし、確信のある証拠がないまま始まってしまった裁判でもグムジュは最善を尽くした。裁判官の心を動かすため傍聴席に患者を座らせ、雰囲気を誘導した。
グムジュの努力にも関わらず、裁判はオソン法律事務所の方に有利な流れになった。手術に参加した医師もオソン法律事務所の徹底的な指示によって嘘の証言をし、釘を刺した。しかしこのとき、偽証するところを見ていた看護婦が証人となり、対立は激しくなった。オソン法律事務所のパク・ヘジュ(チョン・ヘビン) は専門家ではなく、手術を補助した看護婦に過ぎないという主張で対抗したが、マ・ソクウ(イ・ジュン) は「小さな役割だとしても、重要でない役割はない」と訴え、場の雰囲気をひっくり返した。
裁判所の外ではグムジュの活躍が続いた。グムジュは偽り証言をして裁判所を出た医師を捕まえるために駆け出した。靴まで脱いで全力疾走して息を切らしているグムジュを見た医師はグムジュの過呼吸を心配した。グムジュは医師としての良心を刺激して説得し、その後共に裁判所に戻り、真実を証言した。
不利な裁判を勝利に導くまでグムジュは一言も弁論できなかったが、行動と真心で視聴者の心を動かした。司法試験に5回も落ち、「免許証があればそれを守るため魂でも売ると思う」というグムジュの言葉から免許証にはそれだけ責任の重さがあるということを見せてくれた。グムジュと彼女の活躍が裁判に影響を及ぼす姿は視聴者を悲しませ、ときには痛快感を与えた。
「キャリアを引く女」は軽快で愉快な法廷ドラマとして愛されている。それに今回裁判所で見せたグムジュの活躍は視聴者の心を動かす感動まで与えた。それだけではない。この日の放送は法廷ドラマと恋愛、ミステリーまで合わせた展開で視聴者から好評を得た。番組の最後までミステリーとして残ったホームレス少女の事件はスリラーのように背筋が凍りつくような恐怖を与えた。そしてハム・ボクゴ(チュ・ジンモ) とグムジュが抱擁するシーンまで登場し、次回が気になる展開となった。
(Kスタイルより)
・・・・・よく、つかみ初盤はひっくり返るくらい面白くてもそのあと停滞、あるいはテンション低くなってくるドラマもあるけど、この作品は回を追うごとに面白ーい。
ヒロイン、クムジュに年下イケメン君、ソグと威張り腐ったハムボッコ代表がどんどんはまっていって、あからさまにライバル心衝突で張り合うさまも愉快。
そして、それぞれの事情や心情、過去が明かされるほどにドラマに厚みが加わってくる。第一事件中心に物語が進むのが、なかなか面白いし、それを弱小であるはずのクムジュ事務所が解決して大手ライバル事務所に打ち勝つのが実に痛快。
まあジウ姫がチョンダンドムのマダムと称してものすごい派手ないでたちで悪徳ドクターを訪れる必要があったのか、どうかはちょっと疑問だけど。
そしてハムボッコが検事を辞める原因となった少女行方不明事件の真相がだんだん明らかになってきた。事件そのものはちょっと興味薄だけど、その事件にクムジュが関わることでボッコとの関係にも変化が生じるみたいで、今後に期待。
でも私は年下君、ソグが好み。純粋でまっすぐなんですもの。ソグがクムジュのスカーフを結び直してあげて、たまたまCAみたいに結べたからって、二人でCAごっこするのがすっごく可愛くてきゅんきゅんだったわ。
それを嫉妬の目で眺めてあきれたように二人を馬鹿にして皮肉を言うボッコも滑稽だった。
今回の終わりは、ボッコがかくまっていた事件の証言者、行方不明少女が何者かに拉致されそれを阻止しようとしたボッコがけがを負って、そこに偶然やってきたクムジュをいきなり抱きしめて「しばらくこのままでいて」と懇願する場面。
続きが気になるわー。なのに、年末年始はお休みなのよぉ。酷だわ。早く見たーい。
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