FC2ブログ

少女サムセン 115話

廃墟に監禁されたドンウの前に現れたギジンは、お前のせいでこうなったとうそぶく。
ドンウを救うべく後をつけてきたサムセンが二人の会話を窓の外で聞いている。
わざと偽物のカフスボタンを盗ませ、警察に提出することを見越していたとギジンはドンウを逆恨みしている。
そしてグモクとその気もないのに結婚すると言ったことを責める。「よくもグモクを傷つけたな」と睨み付けるギジンに「サムセンを助けるために仕方なかった」とドンウは言い「社長がグモクを愛しているように、俺もサムセンを愛している」と激白。

危機的状況の中ではからずもドンウの真摯な気持ちを聞くことになったサムセン。
「見守るだけの愛が愛か」と吐き捨てるように馬鹿にするギジンに、ドンウは「サムセンが幸せになってくれればそれでいい。ご飯を食べてるか、勉強してるか、恋愛は順調か、見守れるだけでいい」とひたむきな愛を語る。
そしてギジンのグモクへの偏愛を間違っているとドンウは諭すが、ギジンにとって今肝心なのはそんなことではない。

自分が出国するまで何も言うな、黙っていろと脅す。
「もし断ったら?」とドンウが付きつけると、「お前もただじゃおかない」と言うギジンに「俺も殺すのか。社長は夢だった。田舎者の俺に夢を与えてくれた人だったのに」とドンウは泣き叫び絶望の底からギジンへの敬意にすがろうとするが、ギジンも涙を払いながら見捨てて去っていくしかない。

見張りを残しギジンが去ると、サムセンは隙を狙って縛られているドンウの縄をほどき救出。
すぐに見張りに気づかれ追いつかれて乱闘になるが、そこに、サムセンが手配した警察が駆けつけ、全員逮捕となる。

危険を冒して救ってくれた感動もそこそこに、サムセンに女だてらに、とお説教するドンウ。サムセンは慕っていたギジンの非道な顔を見てしまったドンウがショックを受けているだろうと気遣う。
お互いにいたわり合う気持ちがあるものの、まだ距離をおいている二人。

ギジンは洋装店に身を寄せるグモクを迎えに行き、ホテルに部屋をとってやる。自分と一緒にパリに行こうと言うが、叔父さん一人で行ってと断られてしまう。
翌日ジソン宅を訪れたグモクは出てきたジソン母に、ジソンに一目会わせてとしつこく頼むが、助けてくれて感謝してるが、顔も見たくない、ギジンに言われてジソンの様子を探りにきたのか、と信頼も崩れてしまったことにショックを受けて、帰っていく。

ジソン母は「父と母に似てあつかましい」とジソン父を話し合う。ジソンを助けてくれたのはありがたいけど、と言う言葉を聞きとがめたファン先生に、グモクがサムセン父の事件の真相を探らない、と念書を書かせてジソンを釈放してくれたと説明。
部屋を出てきたジソンがその真相を聞いてしまう。サムセンばかりかグモクにも大きな負担を感じることになるジソンは苦しみが増す。

グモクはあきれたことに、ポン医院に帰っていく。「なんで私が出て行かなきゃいけないの?」開き直ったグモクは、サムセンに「誰がここにいていいと言った?あつかましい。出ていけ」とわめく。
サムセンもヘジュも手が付けられない。グモクの叫び声を聞いて部屋から出てきた院長に、「サムセンと一緒にはいられない。追い出して」と言うが、院長は思わずグモクを平手打ち。「何様のつもりだ。私の娘はサムセンだ」と怒るとグモクは「私に出て行けと言うの?出て行ってもいいの?」と言うが、もうただのわがまま娘ではないサムセンに院長も容赦ない。「サムセンと暮らせないというのなら出ていけ」と最後通牒を渡す。

愕然と落ち込むでもなくますます激昂したグモクはサムセンの方に向き直り「これが望み?あんたの思い通りになったわね」と睨み付け、言葉にもならない悲鳴をあげ吠える。

ドンウが救出され手下たちが全員逮捕されたと知ったギジンは万事休すか、と一瞬あきらめかけるが、このまま終わるわけにはいかないと、局長に電話をかける。
「指名手配犯が連絡してくるな」と冷たい局長を「私と局長の関係をつづった帳簿を新聞社に持ち込む」と脅し、すぐに会ってくれと言う。

口外の林の中で会う二人。「道連れになるのはごめんだ」という局長に、帳簿のことをちらつかせ、「そうならないために出国できるよう手助けしてくれ」と頼むギジンだが、局長は突然ピストルを持ち出し、「そうはいかない」とギジンの額に冷たい銃口を突き付ける。

・・・・あと5話あるんだから、このままギジンがやられてしまうことはないでしょう。ここまできたら反省もなく最後まで悪あがきしそう。
それにしても、手に汗握る展開はともかく、ドンウとサムセンがぎこちなさすぎて、恋愛麺ももう少し丁寧に描いてほしかった。愛するサムセンに命の危機を救ってもらったんだから、もっと感激するとか。甘いシーンが全然なくて残念。
Posted by まりあんぬあしゅー on 10.2013   2 comments   0 trackback
Category :少女サムセン

少女サムセン 114話

親子感激の対面を果たしたポン院長とサムセンはいたわり合うように院長宅に入っていく。
その姿を陰からじっとにらみながら「よくもグモクを出しておいて帰ってきたな。すぐに追い払ってやる」とギジンはうそぶく。

長い日々を彷徨し、ようやく本来の居場所に戻ってきたサムセン。幼いころからサムセンを可愛がっていたヘジュも無事に帰ってきたサムセンを歓迎。しばし三人で感慨深く見つめ合う。
部屋を用意できるまで私の部屋を使ってというヘジュの言葉にサムセンは「私がここに住むんですか?」と、驚く。院長は「お前の家はここだから」と暖かい微笑みを向ける。
何日も寝ていないサムセンと院長はそれぞれ、とにかく眠ることにする。
久々に入るヘジュの部屋でかつて家政婦として拾われた日のことを思い出すサムセン。路頭に迷うところだったサムセンは天国に来たように幸福な気持ちになったものだった。
あのとき、まさか自分がこの家の娘だなんて思わずにヘジュに優しくしてもらい感激していたことを思い浮かべながら深い眠りに落ちるサムセン。

ドンウのところにはギジンに入れ知恵された刑事がカフスボタンのことを調べにやってくる。自分も同じものを持っていたが片方失くしたと言うドンウ。ドンウが疑われてしまうのか。

ファン先生もサムセンの顔を見るためやってくる。その後ドンウも帰宅。眠っているサムセンの寝顔を見つめながら「ありがとう、無事に帰ってきてくれて」と深い愛情を込めつぶやく。

ギジンは部下に命じて会社を売る算段を進めていた。そして海外逃亡の準備。自分への包囲網がせばまってくることに脅威を感じ始めたギジン。

家を出たグモクは街をさまよっていたが、かつて自分が出入りしていた洋装店に足をとめ、中に入って女主人に一晩とめてもらいたいと頼む。
院長の娘という立場から追放され、何ものでもなくなると、自分に残されたものはデザイナーへの道だと見つけたかのように。

サムセンは目覚め、父の部屋をのぞくが、憂鬱そうな表情の父に声をかけられない。姿の見えないグモクはどうしたのか、ドンウに聞くと、家出したらしいという。それで父が心配そうなのだと納得するサムセン。
ドンウは嬉しそうにサムセンに話しかけるが、サムセンの脳裏をよぎったのは、グモクの「ドンウはあんたを裏切った。私と婚約してるから」という言葉だった。グモクにまどわされドンウを信じ切れず笑顔になれないサムセン。

サムセンを囲んでヘジュの心つくしの膳につく院長たち。みな、にこやかにサムセンを見守る。
サムセンはファン先生にジソンの様子を訪ねるが、口ごもるファン先生。自分の目で見ることだとしか言わない。

サムセンはさっそくジソン宅を訪れる。門前にサムセンを待たせたまま、ジソンは会えないと母に告げる。ジソン父はもどかしくなりジソン部屋に駆け込んで「いいかげんにしろ。サムセンはまだ待ってるぞ」と言うものの、部屋の隅で固まったままのジソン。
やがてあきらめてジソン家から離れるサムセン。その姿をジソンは窓から眺めていた。まぶしい日差しの中を歩いていくサムセンの後ろ姿は、まるで手の届かない別の世界に去っていく遠い人のようにジソンには映ったかもしれない。もはやとりもどすことはできない幸せな日々。
突然の暴力で切断された愛。

ギジンのもとにやってきた悪徳刑事がギジンにカフスボタンのことを尋ねると、ギジンはすでに警察に提出したと言う。ドンウは片方しか持っていないと刑事に聞いたギジンは勝ち誇ったように、困ったことになりましたね、とほくそ笑む。
ところが刑事は「ドンウから面白い話を聞いた。社長に贈ったボタンと自分のものは違う。社長のは本物で自分のは偽物だと言った」と告げる。デパートにも確かめたという。もしギジンが提出したボタンが片方が本物で片方が偽物だとすれば、疑わしいのはギジンの方だということだ。
「自分で自白したようなものだ」という刑事の言葉に愕然とするギジンは、お金さえあれば言うことをきく刑事に報酬を差し出すかわりにボタンのことは黙っておくようにとすがる。

サムセンは母のもとにやってくる。ごちそうを作り歓待する母。その裏にはもちろんあさましい計算が働いている。お金持ちのお嬢様となったサムセンに育てた恩を押し付けるつもり満々。
兄から写真が送られてきたことを聞き喜ぶサムセン。ドンウが協力してくれたことを聞く。

「かわいがってやったのに裏切りやがったな」。ギジンのねじれた憎悪はドンウに集中する。
仕事を終えたドンウが会社を出て車に乗ろうとしている背中を突然男たちが襲う。角材で殴られ気を失うドンウはそのまま男たちに拉致される。

そこへドンウに真意を確かめようとやってきたサムセンはドンウが車で連れ去られるのを目撃。社員にそのことを告げ、現場に落ちていた鍵を拾うと、何かを思いついた様子。

ドンウは気が付くと廃墟の中でイスに縛られていた。その前に現れたのはギジン。どうして?と驚愕するドンウに、どうしてだか教えてやろうか、と不敵な笑みを浮かべるギジン。もはや常人ではなく狂気と化しているギジンの暴走を止めることはできるのか。

・・・・本当に自分を愛してくれているのは、誰か、サムセン早く気付いてね。
グモクはまるで何もかもふっきったように洋装店に希望を見出すけど、そんなきれいごとじゃすまされないんじゃない?証拠隠滅のほう助、犯人隠匿の罪もさることながら、まずサムセンに言うことがあるでしょう。
とっとと自分だけ混迷した現実から抜け出すのはやめてほしいわ。







Posted by まりあんぬあしゅー on 07.2013   6 comments   0 trackback
Category :少女サムセン

少女サムセン 113話

ポン院長は昔の出来事を鮮明に思い出す。
戦局が厳しくなり、サムセンを抱いて疎開すべく車に乗ろうとした、その瞬間、軍部の兵士に声をかけられる。
「将軍の具合が悪い。すぐに直してほしい」それは命令に近いものだった。急ぎ駆けつけるほかはない。
院長はサムセンをギジンに託して離ればなれになる。
それが運命の分かれ道。将軍に会い、それからの来し方、ギジンと局長の悪事によりサムセンが捕らえられたことなどを切々と語る院長の訴えは将軍の心を動かすことに成功。
当時の部下が今の局長、そんなに悪い人間だったとは。と驚きあきれ、サムセンを無事救出することを約束してくれる。

相変わらず自分の愚かさを露呈するような話をする情報部員。いちいち相手をするサムセンは疲れた様子。それでも院長に教わった自然の摂理を説いてあげるが、情報部員は激昂。そこへ現れた将軍と局長。
将軍はサムセンに優しく「私のせいですまなかったな」と語りかける。

局長はギジンのもとに怒りながらやってきて、「よくも私を騙したな。サムセンが院長の娘だったとは。私に恥をかかせてくれて、ただではすまない!」とギジンを怒鳴りつける。
院長が全てを知っていて、将軍に直訴し、娘取り換えのことも明るみになったと知り衝撃を受け、院長に怒りを募らせるギジン。
「知っていて、知らん顔をしていたな」。

サムセン釈放の嬉しい知らせは院長のもとに届き、大喜びの院長はヘジュにサムセンを受け入れる用意をするよう言いつける。ヘジュも嬉しい。
サムセン母にも知らせが届き、院長宅にサムセンが迎え入れられることに二つ返事で同意する母。
サムセンが釈放されることが純粋に嬉しいのか、これで自分の安全も確保されたと思ったか、母はジソン叔母にも報告。

ジソン宅にも知らせはもたらされる。複雑な表情のジソン両親。サムセンをジソンと引き換えに当局に引き渡したようなもの。罪の意識はあるらしい。「こんな良い知らせはすぐにジソンに教えないと」というファン先生に促されてジソン母は、思い切ってジソンに「サムセンが釈放されるそうよ。だからあなたももう自分を責めなくていいのよ」と切り出すが、その言葉が身を切り刻むかのように、抵抗を示し、出て行ってくれと叫ぶだけのジソン。
サムセンを裏切った瞬間が脳裏に焼き付いて離れないジソンは苦しい。

院長はドンウと勝利をたたえ合うようにサムセンが帰ってくることを喜びあい、お互いに感謝、ねぎらいの言葉をかける。
そして院長は「いったい誰がサムセンのことを通報したのか」とドンウに聞く。ためらうドンウの顔を見て「グモクか」と口にすると、瞬時に顔色が変わったドンウに犯人を確信。まさかと思ったが、本当にグモクだったことに愕然。

ヘジュからサムセンが釈放され自分の家に帰ってくることを聞いたグモクはカッとなり、院長部屋に駆け込む。
「どうしてサムセンがうちに来るのよ」と院長を責め立てると、黙って聞いていた院長はいきなり机ごしにグモクの頬を平手打ち。
「どうしてだと?ここがサムセンの家だからだ。サムセンが私の娘だからだ」とついにグモクに宣言。
グモクは院長の逆襲に驚くが、叩かれたことにもひるまない。
院長は「知っていてだまっていたのか。私を騙していたな。私はお前がいつ話すか待っていたんだ」。
その言葉にも反省もなく院長を睨み付けて自室に戻るふてぶてしいグモク。やがてすべてが終わり壊れていく虚無感に涙を流す。

ドンウのもとに刑事が訪れ、サムセン父が殺害当時握っていたカフスボタンを持って、これは社長のものかと尋ねる。ドンウは確かに自分が社長に贈ったものだと答える。その足でギジンを訪ねた刑事は証拠として写真とカフスボタンが提出されたことを告げるが、ギジンは「私のものは両方そろっている。ドンウも持っていることを知っているか」と逆に教える。
ここにきてドンウを犯人に仕立てようと企むギジン。

ギジンが「老いぼれが、ただではすまない」と標的を院長に向けるべくつぶやきながら帰宅すると、院長はサムセンを迎えに行き、グモクは書置きを残し家出していた。自分も覚悟を決めたのか、荷物をまとめる。

院長は父親としてサムセンを出迎えに来ていた。出所したサムセンは、「お父さん」と呼びながら院長にかけよる。倒れこむように胸に抱きつくサムセンを「そうだ、父さんだ」と抱き留める院長。
実の親子としてようやく名乗りあい、抱き合う院長とサムセン。一緒に家出迎えようと誘うヘジュに仕事が忙しいからと出かけたドンウの姿がそこにあった。二人を見守るドンウ。

嬉し泣きの涙にくれながら院長宅に帰ってきた二人を陰から出て行ったはずの(?)ギジンがにらみつけていた。

・・・・グモクは出ていくことないと思うけど、良心の呵責に耐えかねてというより、サムセンと一緒に暮らすのが耐えられないんでしょう。
ドンウが陰ながら尽力してくれたこともっと感謝してあげてほしいわ、サムセン。
それにしてもカフスボタンの片方をグモクが盗んでギジンに渡したからドンウの立場が危うくなるの?サムセン父の事件も解決してギジンが捕らえられますように。


Posted by まりあんぬあしゅー on 06.2013   2 comments   0 trackback
Category :少女サムセン

少女サムセン 112話

サムセンに助けてほしい人とは、取調官の過激な拷問により瀕死の状態にいる人物だった。ジソンも同じような目にあわせたのか、とくってかかるサムセンを取調官は平手打ち。余計にカッと目を見開いてサムセンは睨み付ける。
そこへ悪徳局長が登場。局長は取調官をなぐり、「今度殺したらお前たちは終わりだ」と怒鳴りつける。
鍼を持ってきてと言うサムセンの言葉に、「そんなもので治るか。医者を呼べ」という局長だが、その間に死んでしまう、とにかく鍼を打つというサムセン。
そして二本の鍼を被害者に打つと、男性は目を開け意識を取り戻す。

ギジンに土地の権利書を盗まれたと確信する院長は、ギジンの部屋に急ぐものの、いざギジンを前にすると言葉が出てこずひるんでしまう。そこへドンウが現れ、二人の中に割って入り、院長に何も言わせまいと、話があります、と院長を引っ張っていく。結局何も言えない院長。
ドンウが「何を言うつもりでした?」と尋ねると「権利書を盗っただろうと、聞かなければ」という。本当のことを言うわけないじゃないですか(全く!)とドンウは、自分が役所に行って土地がどうなっているか、調べるからと院長を押しとどめる。

グモクは釈放されたジソンが気になり、オソン薬房にジソン父を訪ねる。渋い顔のジソン父。本心はグモクに会いたくないといいながら、ジソンの状態を告げる。ショックを受けるグモク。

院長もジソン父を訪ね、ジソンが出てきたなら、サムセンも出てこれるのではないか、どうやってジソンを出したかと聞くが、まさかサムセンを身代わりにして出てこさせた、と本当のことは言えないジソン母。
ジソンの部屋に入る院長はおびえて膝を抱えたままふるえるジソンの様子に驚く。

ドンウが調べたところ、土地の名義はギジンのものに変えられていた。印鑑も偽造されたらしい。局長との取引に土地が使えないと知った院長はサムセンを救う手段がなくなり、愕然とする。
悪魔のギジンはそこまでするか、とますます憎しみが燃え上がる。

土地の権利書がサムセンを救う唯一の切り札だったと知ったドンウも暗澹たる気持ちになる。
会社に戻るとギジンが待っていた。ギジンはサムセンから連絡があったら知らせるようにと言ったにもかかわらず、ドンウが黙ってサムセンをかくまっていたことを問い詰める。
院長ならいざしらず、なぜギジンに責められるのかわからない、サムセンをかくまっていて感謝されるべきだろうと答えるドンウ。
サムセンを想っているのにグモクと結婚するのか、野望のために、と話題を変えるギジンにドンウは、「サムセンを愛してるわけじゃない」と心を偽る。兄妹のように一緒に生きてきたのにほっておけないという。

ギジンを追い返した後、自分が慕ってきた社長がそこまでの極悪人だとはどうしても信じたくないドンウは一人苦悩する。


サムセン家に突然、写真が送られてくる。それは、サムセンが父殺害の証拠に写真師から苦労してもらったものの、愚かな母によってギジンの手に渡り、いったん隠滅されたのと同じ写真だった。
今自分の安全を確保するためにはギジン逮捕しかないのだ、と状況をやっと悟った母によって、告訴人の兄に手渡され、兄は急いで警察に証拠として提出。

その経緯を院長にも報告に行く。これで父殺害の事件は正式に受理され捜査が開始されるはずだと、ほっとする院長とヘジュ。

相変わらずグモクとギジンを見るとにらみつけるしかない院長だが、あることを思いつく。
戦争の混乱時、当局の要請で政府高官の治療に出かけることになった院長。そのときにギジンにサムセンを託したのが、運命を大きく変えることになった発端だった。
「あの人に会わなければ」一筋の光明を見つけたかのように決然とつぶやく院長。

・・・・家に帰りたくない、帰るのが怖いというグモクに「お前がいる場所はあの家。決して離れてはいけないのだ」と諭すギジン。それこそが大犯罪を次々おかしたギジンの動機、目的ですものね。自分の娘グモクをポン医院のお嬢様としてサムセンの代わりに住まわせ、ゆくゆくは医院をグモクのものにして、財産も手に入れる。
かつてサムセンの身代わりとして冷遇されたわが娘への仕打ちに対する復讐ともいえる行為。でも復讐というにはあまりにもその罪は重いわ。

Posted by まりあんぬあしゅー on 05.2013   6 comments   0 trackback
Category :少女サムセン

少女サムセン 111話

欲にまみれた局長にサムセンの命と引き換えにポン院長が差し出そうとしているものとは、漢江が見渡せる先祖伝来の広大な土地。
「本当にあれをくれるのか」念を押す局長に院長ははっきりと約束する。

そのころサムセンは、ジソンがされたと同じように自分のことを詳しく書け、と強要されていた。ありもしない罪を無理やり認めさせ自白したことにされようとすることに抵抗するサムセンは、「ジソンをもう一度呼ぼうか」と言われ、大きくかぶりをふる。「それだけはやめてください」。自分を裏切ったジソンをかばうサムセン。しかし、中央情報部の望むように書けないサムセンは取り調べ官からひっぱたかれる暴力を受けていた。

そこへ局長登場。「こいつのことはいったん保留だ。結論が出るまで何もするな」と鶴の一声。なぜ局長が即刻サムセンを解放しないかと思えば、ギジンと院長を天秤にかけるために他ならない。

ジソンは相変わらず何かにおびえるように部屋の隅に縮こまっていた。母親が食事を持ってきても「来ないで」と避け、逃げる始末。
そんなジソンの姿に倒れんばかりの母。

ユニからジソンのそんな様子を聞いたチャンシクは「うちのサムセンも帰ってきたらそんなことになるんだろうか」と心配する。(サムセンは逆境に強いから、どんなに追い詰められ拷問を受けてもひ弱なジソンとは違って、心は病まないはず。大丈夫よね)

ギジンはサムセンが掴まったと聞き一瞬安堵するが、隠れ場所を知り驚愕。ドンウの会社ドンサム製薬にかくまわていたという。ドンウもすべてを知っているのかと、身近な人間に次々正体を知られていくことに不安を覚える。
そのうえやってきた悪徳刑事から、サムセン兄から殺人容疑で告訴状が出され、自分の罪を内偵されていると教えられ、包囲網が狭まってきていることを感じる。

そこで局長を呼び出し虚偽の告訴状が出されていて、疑われているから助けてくれと頼む。ギジンと取引をして、ジソン、サムセンに無実の罪を着せた局長が知りたいのはひとつ。報酬として約束したものがもらえるのかどうかという一点。それは間違いないと明言するギジンに「それでは内偵の件は調べてみよう」と言う。

院長は心の中でご先祖様に詫びながら、それでも娘サムセンの方が大事と言い聞かせ、局長に差し出す約束の土地の権利書を取り出そうとする。だが、文箱の中に権利書はない。なくなっている。
院長は驚くが、グモクにだけ権利書のありかを教えたことを思い出す。すぐにグモクの部屋に行き、有無を言わさずいきなり「権利書をどこにやった。出せ」と責め立てる。何のことかわからないグモクは知らない、と言うしかないが「またウソをつくのか、どこまで私を困らせる気か」と激昂した院長はグモクの頬をひっぱたく。
いつも温和な父の豹変した姿にショックを受けるグモクだが、「ギジンにわたしたのか。返すように言っとけ」という父の言葉に、ギジンが権利書のありかを聞きにきたことを思い出す。

父に叩かれたショックはどこまでもあくどいギジンへの怒りとなり、ギジンを責めるグモク。「権利書を盗んだの?返せと言われた」。ギジンは逆に「お前こそドンウがサムセンをかくまっていたことを黙っていたな」とグモクの裏切りを問い詰める。グモクは「ドンウがおじさんに狙われると思ったのよ」と言うが、そこがお前にダメなところだ、もっと冷酷になれと言われてしまう。娘に冷酷になれ、と悪の道に堕ちていくことを勧める父がいるだろうか。

取り調べの手を緩めた情報部員はサムセンに名前の由来などを尋ねる。監禁、虐待されていた幼少時代。無知無教養な父とのやり取り。負けん気でたくましかった子供の頃などに思いをはせるサムセン。ポン院長のことに話が及び、情報部員の母も院長に助けてもらったという。どんなに素晴らしい人かを尊敬の念をこめてサムセンは語る。
厚顔無恥な情報部員は、どこを責めれば最大限の苦痛を与えながら死なせないですむか、拷問の有効なつぼを教えろと言うが、「大学では人を癒すことしか習っていません」ときっとなって言いかえすサムセン。

院長はギジンに対する怒りを募らせ、昂然としたままギジンの部屋を訪れにらみつける。ギジンが部屋から出てきただけで一瞬ひるむ院長に、果たしてギジンと正面対決することができるのかしら。

サムセンが相変わらず座っている取調室に情報部員が駆け込んでくる。「助けてほしい人がいる」。はっと顔を上げるサムセン。

・・・・人を虐待しておいて、助けを求めるとは。サムセンはきっと病人を助けることができるとは思うけど、果たしてそのことでわが身を救えるのか。権利書を局長に渡せない以上、釈放は無理なのかしら。
前回グモクをひっぱたいて胸をすかっとさせてくれたドンウだけど、今回は活躍の場面はなし。残念。明日こそ頑張ってほしいものだわ。






Posted by まりあんぬあしゅー on 04.2013   3 comments   0 trackback
Category :少女サムセン
 

プロフィール

まりあんぬあしゅー

Author:まりあんぬあしゅー
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR