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九家の書 10、11話

ガンチはコンダル先生に家族と信じている皆がお前を前のように受け入れるとは限らない、変わっているかもしれないと忠告。
自分が神獣の血を引くことを引け目に思うガンチは、チョンジョが嫌がったらどうしようと反応を恐れる。ヨウルは「どんな姿でもガンチはガンチ。好きなら受け入れてくれるはず」と励ます。

気まぐれセクハラ親父、グァヌンが今夜チョンジョと寝ると女将に告げる。女将はチョンジョを守ろうと反対するが、自分の思い通りにしないと気が済まないグァヌンに説得は通じない。
チョンジョのもとにグァヌンからの貢物を持って、百年客館の小間使いがやってくる。再会を喜ぶのもつかの間チョンジョが親の仇と初夜を迎えると知りショックを受ける小間使いは、帰ってからさっそくガンチ養父やオクマンの報告。オクマンがガンチに知らせに行くことにする。

テソからチョンジョをくれぐれも頼むと改めて言われたガンチ。オクマンの報告を聞き、すぐにチョンジョを救い出しに行く。ヨウルたちは罠かもしれないからと止めるが、ガンチはたとえ罠でもチョンジョを救うと言い張る。ガンチを助けたいヨウルは自分も行くといい、師匠の留守にいけないとコンは言うが、ヨウルはついていく。

ガンチについていったヨウルを見送るコンに、コンダル先生は、好きなら行動しないととけしかけるが、コンは自分はお嬢様の影、見守ることは許されても、出過ぎることは許されないのですと寂しそうにつぶやく。

その夜、女将は自分の命をかけてチョンジョを守ろうと、春花館の灯りをすべてけし、玄関前でござをしいて自ら座り、グァヌンの侵入阻止を試みる。行くなら自分を斬っていけ、という女将の言うとおりグァヌンが刀を振り上げたそのとき、ガンチ屋根から登場。
ガンチは「よく会うな」とグァヌンに余裕の挨拶をしながら、ヨウルに言われたことを思い出していた。
「決して闘うな。市場までなんとしても逃げとおせ」。そのとおり、皆を翻弄するように市場まで駆け抜けるガンチ。グァヌン手下たちが追い、捕まえたと思えば、そこここにガンチの偽物。ヨウルが百年客館の生徒たちに変装させ目くらましをしかけたのだ。

チョンジョの元にはヨウルが出現。ガンチの友達だ、とヨウルの手を引き山中に連れて行く。
山小屋でガンチとチョンジョは再会。抱き合う二人を切なく見つめるヨウル。

ひとまずチョンジョを無形道館にかくまうことにするが、帰宅したピョンジュンは激怒。ガンチとチョンジョは出ていき、隠れ住むことにする。
何か決心したら自分にまず相談してとガンチと約束していたヨウルは、おおむくれ。怒ってその場を出ていく。後を追い、相談せずにとっさに答えてごめん、と心から謝るガンチだが、失恋は覚悟していても、いなくなって会えなくなることがショックなヨウルは、寂しくて悲しくてガンチに怒ってあたり、号泣。
ヨウルの悲しみがなぜかガンチの心に突き刺さり、ガンチも神妙な表情。

チョンジョはそんな二人に何か自分には入れ込めない世界を感じる。

いよいよガンチ出発の日、皆に挨拶をして二人は出ていく。最後に現れないヨウルを気にしながらガンチはチョンジョと山に入る。
テソはチョンジョを自分なりに救おうとグァヌン部下と取引。ガンチの居場所、行き先を教えてしまう。

チョンジョは口をきかず歩くガンチに不安を感じ、変わってしまったと言う。そんなことないと会話を交わしているところへ、グァヌンの命を受けたボンチュルたちとグァヌン警備隊に囲まれてしまう。
驚くガンチの目の前にさらに驚愕する人物登場。暗示に賭けられたままのテソがグァヌンに命じられて、ガンチのくびをはねにやってきていた。刀を振り下ろすと、まずガンチの腕輪を引き抜く。ガンチは獣に変身することを恐れ、それだけはやめてくれと懇願するが、腕輪は外され、攻撃に対して獣の本能が目覚めるガンチ。目の色が緑に代わり、爪が伸び、声も変わったガンチの姿に驚いたチョンジョは、自分の名前を呼ぶガンチに「来ないで、ガンチじゃない」と叫んで石を投げつけ気絶。

ガンチは襲われるが、皆を投げ倒して、チョンジョを連れて月庭の石に行く。チョンジョは目覚めるが、ガンチの姿におびえたまま。
逃げ出していく。山を下りるチョンジョはグァヌン部下につかまり、兄を救うためにグァヌンのもとに行くことにする。

ヨウルの姿を求めるガンチは無形道館にもどっていく。そこにはガンチを追い出したと聞きつけ、なんと愚かなことをと駆けつけたイスンシンもいた。仲間たちに気づかれ、牙をむくガンチ。騒ぎに現れたピョンジュンはガンチを見て、何の用だと聞く。ガンチは一言「ヨウルに会いたい」と告げる。

いいようのない縁をまざまざと感じざるを得ないピョンジュン。実はピョンジュンはソジョン法師のもとに、ヨウルとガンチのことについて相談に出かけていた。出会ってはいけない運命なのに、出会ってしまったからにはどうにも断ち切れないと言われてしまうピョンジュン。どうしてもガンチを引き離したい。
追い返そうとするが、そこに現れたヨウルは、故あってこんな姿になっているだけで、ガンチはガンチだと主張。父は叱るが、ヨウルはガンチの手を握り、並んで父に向かい合う。
すると、どうしたことかガンチはみるみる人間の姿に戻っていく。不思議に思うガンチとヨウル。

イスンシンと二人で話すガンチ。どうしたいのか、と静かに尋ねるスンシンに、心を引き出されるように、涙を流して語るガンチ。
人間になりたいんです。神獣の血が流れているのが嫌なんです。親しかったものも、大切にしてきた人も、皆が離れていく、孤独で寂しくて辛いと嘆く。
スンシンもガンチの訴えに、涙をためながら「神獣だとしても、肝心なのは体に流れる血ではない。人間でありたいと願う心だ。本気でそう願えば、人間になれる」と優しく暖かく諭す。
不安と恐怖で辛かった本音を吐き出せて、号泣するガンチ。

スンシンに叱られたかと、外で心配して待っていたヨウルに、ガンチは、なぜそこまで親切なんだ?と尋ねる。
ヨウルは考えるが、自分でもよくわからない。ただ、ただ、お前にはなんでもしてやりたいんだ、と答える。
スンシンにより解放されたガンチの心にヨウルの無限の優しさがしみてくる。見つめ合う二人。

ボンチュルはグァヌン部下に斬られた傷で瀕死だった。ガンチに助けを求めたが、自分を襲ったものを助ける義理はないといったんは吐き捨てるガンチ。ボンチュルはなんとか助かりたい一心で「俺には目の見えない母がいるんだ」と叫ぶ。その言葉に足を止め、ボンチュルのもとに引き返すと、小刀で自分の腕を傷つけ血を出すと、それをボンチュルの傷に塗ってやる。そのときに青い小さな光が無数に浮かんでくる。
なぜかはわからないが、これで傷が癒えるはずとガンチは去っていった。
そのボンチュルは気が付くと体が楽になっていた。傷も綺麗に消えていた。あいついい奴だなと改めてガンチに感謝するボンチュル。

とうとうチョンジョはグァヌンに凌辱される。残虐なグァヌンは翌朝、その寝室にテソを連れてこさせる。妹がどうなったかテソの目に焼き付けさせ、チョンジョにも辱めを与えるグァヌン。
無形道館の情報と大金の使い道を調べて報告すれば、これ以上悪いようにはしないとテソを脅すグァヌン。
絶対にお前を殺してやると、泣き叫ぶテソ。

無形道館に戻ったテソは、父がいないと自分は無力だ、小さい自分が情けないと嘆き悲しむ。そこへやってきたガンチは、自分に刀を向けたテソに、「ちゃんと俺の方を向けよ。俺を見ろ。そうしないと俺も顔が魅せられないだろ」と挑発するように叫ぶ。テソはガンチの方を向くものの、目はそむけたまま。ガンチはさらにテソをあおる。
ついにテソはガンチを殴り始める。何度も何度もなぐるテソに、ガンチはむしろ喜びの表情を浮かべ、そうだ、友達はこうやって向き合うものなんだと言う。
がっくりと膝をつくテソ。

コンダルはガンチがテソの暗示を解いたのかと驚く。
そしてこれからどうするか、とピョンジュンに問う。グァヌンと真っ向勝負すると言うピョンジュンに、それならここで4君子が集合だな」と言う。が、その情報はグァヌンにも筒抜け。
グァヌンはスンシンと大金、ガンチまでいるピョンジュン側に実はひそかに恐れを抱いていた。

そこへ商談が到着したと報告が来る。出てみると傘をかぶり、透ける布に覆われた女性の団長が商談を引き連れて、やってきていた。
挨拶を交わすグァヌンと団長。

山ではウォルリョンが長い眠りから目覚め始めていた。

嫌な予感に襲われるガンチは山の方に目をやるのだった。

・・・・・ガンチを落ち着かせ、獣から人間に戻したヨウル。ヨウルの深くて大きな愛がガンチの腕輪になるのね。
チョンジョが察したように、ガンチの一番の理解者で、父に逆らってまでどんなときも味方で、どんなことでもしたあげたいというヨウルがガンチにはなくてはならない存在で、ガンチもすでに愛し始めてるようね。





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Posted by まりあんぬあしゅー on 05.2013   0 comments   0 trackback
Category :九家の書

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