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少女サムセン 116話

暗く重いながらも、衝撃の展開で一気に物語が進みました。

狂気のギジン父子。

局長に銃口を突き付けられたギジン、万事休すかと思いきや、さすが悪人。追い詰められてもなお、「捕まればどのみち死刑だ。今ここで死んでも同じこと」と開き直り、「僕が死んだら帳簿が警察にわたる手はずになっている。そうなればあなたも終わりだ。帳簿を渡すから、拳銃を下してください」と交渉。
脅しに負け局長が力なく銃を持つ手を下しかけた隙を狙って、ギジンはそのピストルを奪い、逆に局長に突き付ける。
とにかく出国の手助けをしろ、と言うギジン。

グモクのヒステリー状態は続いたまま。サムセンに自分の居場所を奪われまいと必死の抵抗、わめきちらす。ヘジュはグモクに「院長とサムセンに謝って」と諭すが、「よくそんなこと言えるわね」と反抗。ヘジュは思わずグモクの部屋に駆け込もうとするサムセンを押しとどめ、「今はそっとしておいて」とかばう。
実のお嬢様のサムセンよりも、自分の手で育て、長年世話をしてきたグモクに愛情を持っているヘジュ。

ドンウはギジンが奪った土地は、小作人などの証言で院長のものと認定され、取り戻せそうだと院長に報告。
ギジンはあまりに重罪なので、極刑はまぬがれないだろうと、憂鬱になる二人。
そして、サムセンが戻ってきて自分の役目は終わったので、出ていくと言う。「気まずいのか」と尋ねる院長。
ヘジュにもそのことを告げるとひきとめられる。サムセンも聞きとがめ、「出て行かないで」と頼む。
かぶりを振るドンウに「私が帰ってきたから?」と聞くとサムセンを気遣って「そうじゃないよ」と言う。

二人で食卓を囲むうち、昔のことを思いだし、懐かしんでしみじみ語り合う。使用人の自分にヘジュがご飯を作ってくれて感動したこと。グモクが投げてよこしたお古でもありがたかったこと。
「グモクにいじめられてもいつもにこにこして、馬鹿みたいだと思ってたよ」とドンウは言うが。サムセンは「だって嬉しかったんだもん。あのころが一番幸せだった」と子供のころに思いをはせる。

そこへ荒れ狂った獣と化したグモクが乱入。「物乞いたちが!!そんなに昔がよかったなら、前みたいに使用人になれ。使用人としてこの家にいろ。」と暴言。「頭おかしいのか」と気色ばむドンウにも目をむきにらみつけ、「あんたも出ていけ!」と怒鳴り、驚くヘジュにも「おばさんも出て行ってよ。みんな出ていけー!」と喚き散らしドンウの顔にスープを投げつける。
サムセンとも叩き合い。暴れるグモクをドンウが引きずって台所から連れ去っていく。

サムセンは訪ねて行っても会ってくれないジソンとなんとか話がしたくて、ジソン父に伝言を頼む。
ジソン母からジソンにその言葉は伝えられる。「いつもの喫茶店で待ってる。ジソン兄さんが来るまでいつまでも待っている」。

ジソンはいつものように壁にもたれしばらく考え込んでいたが、やがて決心したように、立ち上がる。
久しぶりに自分の足で表に出るジソンの目に日差しがまぶしい。サムセンの待つ喫茶店に向かおうと足を踏み出すと、グモクが現れる。ジソンの姿を見て嬉しそうに「オッパ」と呼びかけるグモクに、憎悪に満ちた視線を送るジソン。「なんで助けた?死んだ方がましだった。なんで助けて死よりもひどい苦痛を与える?お前など二度と見たくない」。そう吐き捨てよろよろと去っていくジソンの後姿に「ただおじさんの代わりに謝りたかったの。ごめんなさい、」と叫び続けるグモク。
ジソンには正気の顔を見せる。

昔いろんなことを話し一緒に勉強もした思い出のデートの場所、喫茶店でジソンとサムセンは久々の再会を果たす。感慨深く見つめ合う二人。
来てくれたことが嬉しくて、それまでの苦しみなどうそのように、晴れ晴れとした笑顔をジソンに見せるサムセン。ところが、サムセンの前に座ったジソンの口から出たのは、「僕たち別れよう」というサムセンには信じられない言葉だった。
サムセンはジソンの苦しみはいっときのものだと思いたい。必死で「ジソン兄さんの気持ちはわかってる。私だってきっと同じことをした。私に罪悪感なんて持たないで」と説得するが、ジソンは「もうお前を愛せない。地上の万物は変わると言ったな。俺の愛も変わったんだ。希望のない地獄を見た。俺は地獄にいる。希望のない人間はまわりを傷つける。お前を傷つけたくない」といまだに苦しみから抜け出せないでいる心境を吐露。
サムセンは「傷ついたりしない。兄さんには何をされてもいい。平気なの。だから別れるなんて言わないで」とすがるが、「僕を愛しているなら別れてくれ」と言い席を立つジソン。

ジソンが去ったあと号泣するサムセン。もう取り戻せない愛を全身で感じ身をよじるように泣き続ける。

店を出たジソンは自嘲気味に口元がゆがむが、それはサムセンの呪縛からとけた安堵の笑みだったかもしれない。
サムセンから離れることで自分だけ救われようとするジソン。ジソンの別れの言葉こそサムセンを一番傷つける刃なのに。

ギジンはグモクが家に帰ったことを今更知る。車で医院の前まで行ってみると、ジソンに別れを告げられやけになっているサムセンが、しつこく「出ていけ」とからむグモクを「あんたこそ出て行って」と突き飛ばしたところだった。
サムセンにからみながら家に入っていくグモク。「この家の娘は私だ、出ていけ」と何度も何度もサムセンを責め立てるグモクにうんざりのサムセン。声を聞きつけて院長が顔を出すと、グモクは言いつけるように「サムセンが私に出て行けって言うのよ」と甘えるが、院長もうんざり、「私の娘はサムセンだ。何様のつもりだ」と立場を認めようとしないグモクを怒鳴りつける。

グモクはあたかも自分が被害者のように「血のつながりがなんだっていうの!?20年以上もこの家で娘として育ったのに、私に出て行けというの?」とくってかかるが、院長は「出ていくのはお前だ」と厳しく言い渡す。

後を追って家に入ってきたギジンが「俺の娘によくもそんなことが言えるな」とグモクをかばう。院長の冷たい態度に、走馬灯のように、過去の仕打ちが頭を駆け巡り激昂するギジン。
身代わりしとてサムセンのそばに置いたグモクに対してサムセン祖母が冷遇したことが、今更強い恨みとなって湧き上がってくる。
ゆきずりの女に産ませた子供を身代わりの子として自分の手で預けたのも忘れたかのように。自分勝手な理屈で被害者ぶるギジン親子。

ギジンは怒りに満ち、取り出したピストルを院長に向ける。一気に空気は緊迫、驚く院長、サムセン、グモク。
とっさに院長をかばうサムセン、ギジンの前に飛び出すグモク。そのとき銃は発射され、ギジンの前に立ちはだかったグモクがあっという表情で崩れていく。

・・・・グモクが院長をかばって銃弾を受けたことですべてのみそぎを済ませることになるのか。それでグモクは許されるのか。
ジソンは結局独りよがりな愛に瞬時生きただけだった。恋人をかばいきれないちっぽけな愛。自分の命を裏切ったことでさえ許せるサムセンとはしょせん釣り合わない。
愛する人の恋でさえ見守り成就を祈れるドンウとは度量が違う。報われない愛を胸に秘めひとすじに思い続けるドンウがどんどんかっこよく見えてくるわ。

ジソンとサムセンもギジンの悪巧みさえなければ、拷問さえうけなければ、平凡な幸せをつかんでいたかもしれないけど。それを思うとギジンの犯した罪はいよいよ重い。








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Posted by まりあんぬあしゅー on 11.2013   2 comments   0 trackback
Category :少女サムセン

まりあんぬあしゅー様

今回のあらすじ/感想も素晴らしかったです(^^)v

さて、ラストからふれさせて頂きますと

>とっさに院長をかばうサムセン、ギジンの前に飛び出すグモク。そのとき銃は発射され、ギジンの前に立ちはだかったグモクがあっという表情で崩れていく。
・・・・グモクが院長をかばって銃弾を受けたことですべてのみそぎを済ませることになるのか。それでグモクは許されるのか。

みんなが注目していた“グモクのみそぎ”~が、これなのでしょうか?σ(^_^;)?まったく反省の色もなく相変わらず低俗な人間性をさらけ出し続けているグモク。。。これにより懺悔しサムセンに許しを乞うのか?!次回以降の展開(改心)を期待したいですね(^_-)ちなみにグモクはなぜ?ギジンの前に立ちはだかったのでしょうか?様々なとらえ方できますよね。。。私は、ギジンを止めたかったのでは?と思いますが、まりあんぬあしゅー様、みなさまはどうお考えでしょうか(^O^)

>そこへ荒れ狂った獣と化したグモクが乱入。「物乞いたちが!!そんなに昔がよかったなら、前みたいに使用人になれ。使用人としてこの家にいろ。」と暴言。

ドラマとはわかっていながらもほんとっグモク許せない!キライだわーっ!(>_<)吐き気がする(byドンウ)わたし的には、もう、この女優さんもNGですね(>_<)/~~現実を受け入れきれないのでしょうがそれだけでは、すまされない言動です。どんなに良い環境で育っていても低俗な両親から生まれただけあって「血は争えない」のですね。

>後を追って家に入ってきたギジンが「俺の娘によくもそんなことが言えるな」とグモクをかばう。院長の冷たい態度に、走馬灯のように、過去の仕打ちが頭を駆け巡り激昂するギジン。身代わりしとてサムセンのそばに置いたグモクに対してサムセン祖母が冷遇したことが、今更強い恨みとなって湧き上がってくる。
ゆきずりの女に産ませた子供を身代わりの子として自分の手で預けたのも忘れたかのように。自分勝手な理屈で被害者ぶるギジン親子。

^ロ^;よくゆーわっ!きれいごとでまとめないでほしい。復讐だけならまだしも(これも許せるレベルのもんじゃないですが!)散々、あくどい事をやって欲深く私腹を肥やしてきたじゃないと言いたい。最後は、殺人まで犯したというのにこの親子ほんとに自己中ですよね。人から受けた仕打ちは、しっかり記憶に刻まれているが自分たちの悪事は、都合よく消し去っているんですもの!今の旬ですが(^_-)悪事の「倍返し、10倍返し!!」ってやつやってますね。ところでサムセンとジソンが指名手配されていた時は、かなりうっとうしいぐらいに刑事が周りをはってましたが、今回、ギジンは結構、自由に泳いでますね・・・(*_*;

>ジソンは結局独りよがりな愛に瞬時生きただけだった。恋人をかばいきれないちっぽけな愛。自分の命を裏切ったことでさえ許せるサムセンとはしょせん釣り合わない。愛する人の恋でさえ見守り成就を祈れるドンウとは度量が違う。

まりあんぬあしゅー様、深い洞察です!拍手!!私も以前は、ビジュアル的な理由やサムセンの初恋を実らせてあげてほしいなどの理由でジソンを応援しておりましたが、今となっては、おぼっちゃまで心底冷たいジソンって中身は、子供の頃から変わってないのねって感じです。まさにおっしゃる通り“ひとりよがりな瞬時の愛”でした。最初から最後まで彼もまた大切なのは“自分”で無償の愛を捧げるドンウとは対照的ですね。彼らも紆余曲折と言うには、過酷過ぎる体験をしましたが、サムセンにとっては、『真実の愛』に気付くきっかけとなってくれればと願いますね(^O^)

いよいよっラストスパートですね!
まりあんぬあしゅー様ファイティンッ!

2013.09.11 14:16 | URL | nanisa #3NmTchRc [edit]
nanisa様(#^.^#)コメントありがとうございます♪

今日もなんだか納得のいかない展開でしたよね。
殺人犯がうろつきまわっていること自体があまりにも不自然ですよね。

>ところでサムセンとジソンが指名手配されていた時は、かなりうっとうしいぐらいに刑事が周りをはってましたが、今回、ギジンは結構、自由に泳いでますね・・・(*_*;

まさにーーっ!ご指摘の通りですぅ。
院長やサムセンなど身内が通報をためらうのは、百歩譲ってわかってあげるとして、ピストルを奪われ、脅迫されている局長が黙っているなんて。あの腹黒い局長なら、人を使い帳簿のありかを探し出して、ギジンを告発することくらい簡単でしょうに。

サムセン父殺害の罪をみんな忘れちゃったんでしょうか。
このドラマ中、唯一正気で、頼れるはずのドンウが黙って見過ごしているとは、もはやだれを信じていいのやら。

グモク役のソンソンユンさん、大熱演ですね。叫んだりわめいたり大声を出しまくっては、院長やサムセンにはたかれる日々。大変ですねー(^_^;)
にらみつける表情も堂に入っています。このドラマでずいぶん嫌われたでしょうか。

>ちなみにグモクはなぜ?ギジンの前に立ちはだかったのでしょうか?様々なとらえ方できますよね。。。私は、ギジンを止めたかったのでは?と思いますが、まりあんぬあしゅー様、みなさまはどうお考えでしょうか(^O^)

そうですね、立ち位置の関係があるとは思いますが、サムセンは院長のそばにいたので、院長にかけより、グモクはギジンの前にという具合に。
でも心情的にも、お互い実父をかばった、ともいえると思います。
グモクは、ギジンにこれ以上罪を重ねてほしくなかった気持ちはあったと思います。
重く、うっとうしく忌まわしい存在、ギジン。でもギジンが罪を重ねたのは自分のためだと解釈していますから。
そんなグモクを置いて逃げるとは、とことん卑劣なギジンですね。

果たして私たちが納得いくラストにつなげてくれるのでしょうか。とにかくグモクの反省の態度が見たいものです。
2013.09.11 23:36 | URL | まりあんぬあしゅー #- [edit]

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