fc2ブログ

パダムパダム 13~14話

ジナはいったんガンチルを拒んでいた時間を取り戻すかのように、2人きりの世界に没頭し、恋愛に性急になる。
「今日は帰りたくないから」と、父親とガンチルのことでやり合った日に、迎えにきたガンチルに大胆発言。
ガンチルに会えば会うほど、彼の純粋さに感動する一方で、その純粋さは父の説得になんの力も持たないと不安でもあるジナ。
だからガンチルを「誰も知らないところに逃げましょう」と誘ってみる。

でも結婚式に理想があるガンチルは、皆に祝福されたい。
結婚式を挙げるまでは一緒に寝たら駄目なんだと頑固なガンチル。
2人、海辺の町で民家を借りて一晩過ごし、翌朝、「朝日を観に行こう」と誘うけれど、「寒いから行かない」と目も開けないジナに、「じゃ、寒くなかったら行く?」と聞き、お布団ごとジナを抱えて浜辺に行く。

「誰にも褒められないのに毎日黙々と顔を出す太陽だけは尊敬できる。かっこいい」ときらきらした瞳で朝焼けの空を見上げるガンチルに、抱かれたままのジナはキス。
幸せなひととき。

けれど、凶暴なジナ父は、なぐりつけても言うことをきかない2人の恋に激怒したまま、ガンチルの命を断つ覚悟で警察に辞表を出し、拳銃を持ち出してガンチルに会う。
「オレにあうと命はないと思え」と脅されても、なんとか話を聞いて貰おうと約束の場所に覚悟を決めて向かうガンチル。

ガンチルとの甘い夢から覚めたジナが目にしたのは、自分の父が破壊したガンチルの作業小屋、めちゃくちゃに荒らされた2人の愛の巣だった。
「こうなるから私が頭を下げて、ガンチルを相手にするなと頼んだのに。可愛い息子のために」と泣き叫ぶガンチル母の声もジナには鋭く突き刺さる。

ガンチルとジナの愛のささやきと並行してガンチルの無実を証明する証拠探し、グクスの天駆ける天使の羽根、ガンチルの命を狙うジナ父。
緊張と緩和。メルヘンとサスペンス。両極の相容れないはずのエピソードが不思議に混ざり合うちょっと他に見ないたぐいのドラマになっている。

ガンチルと敵側の双方が狙いをつけた証拠のナイフの隠し場所、ヨンハク父のギプスの中にはナイフはなかった。
今は意識不明のヨンハクが昔偽証した償いにガンチルに差し出すつもの証拠のナイフは一体どこにあるのか。
それさえあれば無実が証明され、ジナ父にも理解してもらえる思っているガンチル。

一度目の軌跡はガンチルの強い生きる意志によって、二番目はガンチルが恨む人間たちにもいろんな思いがあることを理解したことによって、奇跡が起き、救われた命。
ついに羽根が生えてきたグクスは三度目のガンチルの危機にも果たして奇跡を起こすことができるのか。

スポンサーサイト



Posted by まりあんぬあしゅー on 06.2012   0 comments   1 trackback
Category :ドラマ感想・パダムパダム

  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://marianneasyu.blog.fc2.com/tb.php/719-b4b9cdd2
ジナはいったんガンチルを拒んでいた時間を取り戻すかのように、2人きりの世界に没頭し、恋愛に性急になる。「今日は帰りたくないから」と、父親とガンチルのことでやり合った日に...
2012.05.06 05:04 まとめwoネタ速neo

プロフィール

まりあんぬあしゅー

Author:まりあんぬあしゅー
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR