九家の書 18話

毎回見応え十分。これまで小学生みたいだったガンチとヨウルがようやくお互いに素直になって、ながーいキスシーンも見せてくれました。

ガンチは不思議なことにヨウルがそばにいると、腕輪がなくても獣に変身しないことに気づく。ヨウルなしには生きられないと実感しているのに、チョンジュの呼び出しに駆けつけ、自分との約束をすっぽかしたガンチに、ヨウルが切なく「やっぱりあの人のことが一番なのね」とつぶやくと、うまく答えられずに黙ってしまう。
それが肯定だと受け取ったヨウルだけど、それでガンチを遠ざけたりはしない。
相変わらず面倒を見て、自分の心に従って、父の言いつけにそむきながらもガンチを助けていく。

ヨウルが夜の森でウォルリョンに出会い、自分を殺そうとしたのがヨウルに父だと聞いて、衝撃を受けていた頃、ヨウルを必死で探し回るガンチ。
ウォルリョンの手にかけられそうなヨウルをかばい、「俺の女に手を出すな!」とガンチが叫ぶと、ウォルリョンはその言葉にはっとする。かつての自分の姿がそこにあった。俺の妻に手を出すな!、ソファをかばった瞬間がまざまざと思いだされ、ガンチに自分の姿を重ねたウォルリョンはそのまま静かに消えていく。

ヨウルを失うかと思うと正気ではいられなかったガンチはヨウルにキスをする。それがヨウルに言いたかった言葉「お前がこの世で一番大事なんだ」という告白のあらわれ。

2人はラブラブになるが、父が反対するだろうし、皆に気づかれたくないので、喧嘩してるふりをしようと決める。が、コンにはそんなウソは通用しない。
監視をくぐって、百客館に潜入するガンチたち。ガンチは宮本団の忍者たちに怪しまれて追われる。
そこで見つけた地図を盗んで、隠れようと忍び込んだ部屋には、宮本団の団主がいた。
何ものだ、と迫る団主にガンチですと名乗る。ガンチが何者かわからないままに、なぜか団主は追ってからガンチをかばってくれる。

ヨウルと再会したときに団主になにか懐かしい思いを感じたと話すガンチ。

ガンチはヨウルとチョンジョの話を立ち聞きして、自分の父を刺したのがヨウル父だと知る。これでガンチとは終わり、もう会ってくれないと、コンの前で号泣するヨウル。
ガンチが父に会いに行ったと知り、コンと駆けつけるが、血のついた手で出てきたガンチを素通りしてしまうヨウル。
父を心配して部屋に駆け込むと、ガンチはウォルリョンを切った刀を真っ二つに折って「親の代のことは知らない。親同士で解決してくれ。子供たちにおしつけるな」とだけ言って去ったことがわかる。
ガンチが父に何かしたかも、と疑って無視したことを後悔するヨウル。
ガンチがひとりたたずむ場所を探し当てたが、声をかけられない。ヨウルに気づいたガンチは、ヨウルがしたように、ヨウルに声もかけず素通りしていく。ガンチを信じてあげられなかったことでもう二人の仲は終わったとヨウルがうなだれ泣き出した瞬間、後ろからガンチが素早く抱きしめる。
「これだけは約束して。もう俺に隠し事しないって。」と言い、愛してると告白するガンチに嬉し泣きのヨウル。

地図を盗まれたことはグァンヌンにも知れ、団主に顔を見せれば協力すると迫る。
いつも隠れ蓑にしていた御簾をたくしあげさせ、ついにその正体をグァンヌンにさらす団主。それはソファの顔にそっくりだった。が、自分は日本人だと否定する団主。

グァンヌンは妖術を使い、チョンジョが呼び出したと見せかけガンチを罠にはめる。通常なら致死量に及ぶ毒薬を飲まされたガンチ。
両手足を鎖につながれ、団主の前にさらされる。
この者がコソ泥かどうか、顔を見て証言するようにグァンヌンに言われた団主。獣と人の間に生まれた子だと教えられ、ガンチこそが自分が探していたわが子だと知り、衝撃を受けるソファ。

グァンヌンにどう答えるのか。

・・・・ガンチが主人公なんだけど、感動するのはヨウルのガンチを包む聖母のような大きな愛。
なんて優しくて深くて広い心の持ち主なんでしょう。どのヒロインでもどこか欠点があるものだけど、彼女には全然見当たらない。家事能力が低いことくらい?
ぐっさん似のヨウル父、チョソンハさんも渋くて素敵。この父にしてこの娘ありって、説得力のあるキャラ設定だと思います。





スポンサーサイト
Posted by まりあんぬあしゅー on 27.2013   0 comments   0 trackback
Category :九家の書

九家の書 10、11話

ガンチはコンダル先生に家族と信じている皆がお前を前のように受け入れるとは限らない、変わっているかもしれないと忠告。
自分が神獣の血を引くことを引け目に思うガンチは、チョンジョが嫌がったらどうしようと反応を恐れる。ヨウルは「どんな姿でもガンチはガンチ。好きなら受け入れてくれるはず」と励ます。

気まぐれセクハラ親父、グァヌンが今夜チョンジョと寝ると女将に告げる。女将はチョンジョを守ろうと反対するが、自分の思い通りにしないと気が済まないグァヌンに説得は通じない。
チョンジョのもとにグァヌンからの貢物を持って、百年客館の小間使いがやってくる。再会を喜ぶのもつかの間チョンジョが親の仇と初夜を迎えると知りショックを受ける小間使いは、帰ってからさっそくガンチ養父やオクマンの報告。オクマンがガンチに知らせに行くことにする。

テソからチョンジョをくれぐれも頼むと改めて言われたガンチ。オクマンの報告を聞き、すぐにチョンジョを救い出しに行く。ヨウルたちは罠かもしれないからと止めるが、ガンチはたとえ罠でもチョンジョを救うと言い張る。ガンチを助けたいヨウルは自分も行くといい、師匠の留守にいけないとコンは言うが、ヨウルはついていく。

ガンチについていったヨウルを見送るコンに、コンダル先生は、好きなら行動しないととけしかけるが、コンは自分はお嬢様の影、見守ることは許されても、出過ぎることは許されないのですと寂しそうにつぶやく。

その夜、女将は自分の命をかけてチョンジョを守ろうと、春花館の灯りをすべてけし、玄関前でござをしいて自ら座り、グァヌンの侵入阻止を試みる。行くなら自分を斬っていけ、という女将の言うとおりグァヌンが刀を振り上げたそのとき、ガンチ屋根から登場。
ガンチは「よく会うな」とグァヌンに余裕の挨拶をしながら、ヨウルに言われたことを思い出していた。
「決して闘うな。市場までなんとしても逃げとおせ」。そのとおり、皆を翻弄するように市場まで駆け抜けるガンチ。グァヌン手下たちが追い、捕まえたと思えば、そこここにガンチの偽物。ヨウルが百年客館の生徒たちに変装させ目くらましをしかけたのだ。

チョンジョの元にはヨウルが出現。ガンチの友達だ、とヨウルの手を引き山中に連れて行く。
山小屋でガンチとチョンジョは再会。抱き合う二人を切なく見つめるヨウル。

ひとまずチョンジョを無形道館にかくまうことにするが、帰宅したピョンジュンは激怒。ガンチとチョンジョは出ていき、隠れ住むことにする。
何か決心したら自分にまず相談してとガンチと約束していたヨウルは、おおむくれ。怒ってその場を出ていく。後を追い、相談せずにとっさに答えてごめん、と心から謝るガンチだが、失恋は覚悟していても、いなくなって会えなくなることがショックなヨウルは、寂しくて悲しくてガンチに怒ってあたり、号泣。
ヨウルの悲しみがなぜかガンチの心に突き刺さり、ガンチも神妙な表情。

チョンジョはそんな二人に何か自分には入れ込めない世界を感じる。

いよいよガンチ出発の日、皆に挨拶をして二人は出ていく。最後に現れないヨウルを気にしながらガンチはチョンジョと山に入る。
テソはチョンジョを自分なりに救おうとグァヌン部下と取引。ガンチの居場所、行き先を教えてしまう。

チョンジョは口をきかず歩くガンチに不安を感じ、変わってしまったと言う。そんなことないと会話を交わしているところへ、グァヌンの命を受けたボンチュルたちとグァヌン警備隊に囲まれてしまう。
驚くガンチの目の前にさらに驚愕する人物登場。暗示に賭けられたままのテソがグァヌンに命じられて、ガンチのくびをはねにやってきていた。刀を振り下ろすと、まずガンチの腕輪を引き抜く。ガンチは獣に変身することを恐れ、それだけはやめてくれと懇願するが、腕輪は外され、攻撃に対して獣の本能が目覚めるガンチ。目の色が緑に代わり、爪が伸び、声も変わったガンチの姿に驚いたチョンジョは、自分の名前を呼ぶガンチに「来ないで、ガンチじゃない」と叫んで石を投げつけ気絶。

ガンチは襲われるが、皆を投げ倒して、チョンジョを連れて月庭の石に行く。チョンジョは目覚めるが、ガンチの姿におびえたまま。
逃げ出していく。山を下りるチョンジョはグァヌン部下につかまり、兄を救うためにグァヌンのもとに行くことにする。

ヨウルの姿を求めるガンチは無形道館にもどっていく。そこにはガンチを追い出したと聞きつけ、なんと愚かなことをと駆けつけたイスンシンもいた。仲間たちに気づかれ、牙をむくガンチ。騒ぎに現れたピョンジュンはガンチを見て、何の用だと聞く。ガンチは一言「ヨウルに会いたい」と告げる。

いいようのない縁をまざまざと感じざるを得ないピョンジュン。実はピョンジュンはソジョン法師のもとに、ヨウルとガンチのことについて相談に出かけていた。出会ってはいけない運命なのに、出会ってしまったからにはどうにも断ち切れないと言われてしまうピョンジュン。どうしてもガンチを引き離したい。
追い返そうとするが、そこに現れたヨウルは、故あってこんな姿になっているだけで、ガンチはガンチだと主張。父は叱るが、ヨウルはガンチの手を握り、並んで父に向かい合う。
すると、どうしたことかガンチはみるみる人間の姿に戻っていく。不思議に思うガンチとヨウル。

イスンシンと二人で話すガンチ。どうしたいのか、と静かに尋ねるスンシンに、心を引き出されるように、涙を流して語るガンチ。
人間になりたいんです。神獣の血が流れているのが嫌なんです。親しかったものも、大切にしてきた人も、皆が離れていく、孤独で寂しくて辛いと嘆く。
スンシンもガンチの訴えに、涙をためながら「神獣だとしても、肝心なのは体に流れる血ではない。人間でありたいと願う心だ。本気でそう願えば、人間になれる」と優しく暖かく諭す。
不安と恐怖で辛かった本音を吐き出せて、号泣するガンチ。

スンシンに叱られたかと、外で心配して待っていたヨウルに、ガンチは、なぜそこまで親切なんだ?と尋ねる。
ヨウルは考えるが、自分でもよくわからない。ただ、ただ、お前にはなんでもしてやりたいんだ、と答える。
スンシンにより解放されたガンチの心にヨウルの無限の優しさがしみてくる。見つめ合う二人。

ボンチュルはグァヌン部下に斬られた傷で瀕死だった。ガンチに助けを求めたが、自分を襲ったものを助ける義理はないといったんは吐き捨てるガンチ。ボンチュルはなんとか助かりたい一心で「俺には目の見えない母がいるんだ」と叫ぶ。その言葉に足を止め、ボンチュルのもとに引き返すと、小刀で自分の腕を傷つけ血を出すと、それをボンチュルの傷に塗ってやる。そのときに青い小さな光が無数に浮かんでくる。
なぜかはわからないが、これで傷が癒えるはずとガンチは去っていった。
そのボンチュルは気が付くと体が楽になっていた。傷も綺麗に消えていた。あいついい奴だなと改めてガンチに感謝するボンチュル。

とうとうチョンジョはグァヌンに凌辱される。残虐なグァヌンは翌朝、その寝室にテソを連れてこさせる。妹がどうなったかテソの目に焼き付けさせ、チョンジョにも辱めを与えるグァヌン。
無形道館の情報と大金の使い道を調べて報告すれば、これ以上悪いようにはしないとテソを脅すグァヌン。
絶対にお前を殺してやると、泣き叫ぶテソ。

無形道館に戻ったテソは、父がいないと自分は無力だ、小さい自分が情けないと嘆き悲しむ。そこへやってきたガンチは、自分に刀を向けたテソに、「ちゃんと俺の方を向けよ。俺を見ろ。そうしないと俺も顔が魅せられないだろ」と挑発するように叫ぶ。テソはガンチの方を向くものの、目はそむけたまま。ガンチはさらにテソをあおる。
ついにテソはガンチを殴り始める。何度も何度もなぐるテソに、ガンチはむしろ喜びの表情を浮かべ、そうだ、友達はこうやって向き合うものなんだと言う。
がっくりと膝をつくテソ。

コンダルはガンチがテソの暗示を解いたのかと驚く。
そしてこれからどうするか、とピョンジュンに問う。グァヌンと真っ向勝負すると言うピョンジュンに、それならここで4君子が集合だな」と言う。が、その情報はグァヌンにも筒抜け。
グァヌンはスンシンと大金、ガンチまでいるピョンジュン側に実はひそかに恐れを抱いていた。

そこへ商談が到着したと報告が来る。出てみると傘をかぶり、透ける布に覆われた女性の団長が商談を引き連れて、やってきていた。
挨拶を交わすグァヌンと団長。

山ではウォルリョンが長い眠りから目覚め始めていた。

嫌な予感に襲われるガンチは山の方に目をやるのだった。

・・・・・ガンチを落ち着かせ、獣から人間に戻したヨウル。ヨウルの深くて大きな愛がガンチの腕輪になるのね。
チョンジョが察したように、ガンチの一番の理解者で、父に逆らってまでどんなときも味方で、どんなことでもしたあげたいというヨウルがガンチにはなくてはならない存在で、ガンチもすでに愛し始めてるようね。





Posted by まりあんぬあしゅー on 05.2013   0 comments   0 trackback
Category :九家の書

九家の書 8話、9話

グァヌンの前に引きずり出され、ムソル殺害の罪に問われるガンチ。そこへ救世主イスンシンの登場。
スンシンはグァヌンに「ムソルは謀反の罪だったな。その謀反の者を殺したのならガンチは英雄じゃないのか。それともムソルは無実だったのか。さあ、どっちだ」と迫る。
結局、グァヌンはガンチを解放するしかなくなるが、ずる賢く、ガンチが何かしでかしたら、スンシンが責任をとるという念書を書かせる。
スンシンがそこまで重用するガンチにも興味がわく。利用価値がありそうだとにらみ、自分のもとに来ないなら殺そうと思う。

助けられたガンチだが、「死んだ方がまし」と感謝しない。スンシンは「それでは今日が最後だと思って、会いたい人たちに挨拶をして、6時間以内に帰ってきなさい」という。

ガンチは春花館のチョンジョのもとに行き、連れ出そうとする。お嬢様育ちのチョンジョは、生きると決めたものの、その気位の高い性格が先輩妓生たちを怒らせていじめられていた。
すぐに護衛の者たちに取り囲まれるガンチ。
敵を蹴散らし、チョンジョを守り抜いて、逃げるつもりだったが、その行く手をはばんだのは、意外にもチョンジョだった。握った手を離し、「私はここで生きていく。私を救うよりすべきことがあるでしょう。父上の濡れ衣をはらし、兄を救い出してほしい。そして堂々と迎えに来て」と気丈なところを見せるチョンジョ。
春花館主人も、「本当にチョンジョをここから救いたいならすることがあるだろう」と言う。

ガンチは百年客館に行き、グァヌンに「いつか必ずこの百年客館を取り戻す」と、刀を床に突き刺して宣言する。
養父などガンチを歓迎する皆に、「テソとチョンジョを助け出して連れてくるまで、ここを守っていてください」と頼む。グァヌンに逆らう皆だがグァヌンは拷問にかける。

スンシンのもとに清々しい表情で現れたガンチは、生きることにした、とお金を返す。困った時にはいつでも来るようにと、笑顔を見せるスンシン。

ガンチはヨウル、コンとともにピョンジュンの道場に連れていかれ、ピョンジュンの新しい弟子として、住むことになる。
その屋敷の規模の大きさに驚くガンチ。

そこへグァヌンの策略によって、「ガンチが父上を殺した親の仇」とマインドコントロールされたテソが現れる。
テソとの再会を喜んで、駆け寄るガンチの脇腹を刀で貫通するテソ。
どうして?と意外な表情を浮かべて血を流すガンチ。

ガンチは道場の者たちの看護を受け寝かされていた。が、出血がひどく、助からないと絶望視されていた。ヨウルはガンチが獣になったとき、自分の傷を自分で治す能力を発揮したのを思いだし、封印している腕輪を思い切って外す。
すると目を見開き瀕死の状態から目覚めたガンチは、瞳が緑に変わり、覗き込んでいたヨウルの襲いかかる。
落ち着いて「ガンチ、お前を助けたいのだ」と説得するヨウル。ガンチ、ガンチというヨウルの呼びかけに動きがとまるガンチ。
腕輪をはめてやるともとに戻るが、争って重なって倒れた二人を、様子を見に来たコンが見咎め、ガンチを引き離す。

ガンチはヨウルに命を救ってもらったお礼とともに、「お前を傷つけたくないから、もう二度とするな」と言い、ヨウルはドキッとする。
テソが暗示にかけられているとピョンジュンは見抜くが、もとにもどせるのは暗示にかけたものだけ。
目隠しをしたテソとガンチを同席させて、ガンチに決して会うなというが、ガンチはたとえまた刺されてもテソと向き合うと言う。
「しっかりしろ。こんなことしてる場合じゃない。みんなに助けられたことを忘れるな。旦那様の汚名をそそぎ、百年客館をとりもどそう」とガンチはテソを叱りつける。

百年客館の隠し金庫にある莫大な資金はまだグァヌンに気づかれていない。スンシンの国を救う計画にその資金が必要なピョンジュンはコンとヨウルにその資金をグァヌンの目を盗んで運び出す密命を与える。
ガンチは引っ掻き回して足手まといになるかもしれないので、内緒にすることになる。

ガンチが傷つけた床を修理するためにグァヌンはちょうど、屋敷の修繕を職人に依頼していた。ところがその職人はムソルに恩のあるピョンジュン側の人間。資金を盗み出す作戦に協力することを約束する。

屋敷修理のため春花館にしばらく逗留するグァヌンはそこで働くチョンジョと再会。食指が動く。

決行の日、職人たちにまぎれてグァヌンの執務室に入るコンとヨウル。そこにどこから聞きつけたか現れたガンチも一緒。
三人で言い争っている所へ、怪しんだグァヌン部下が部屋をあらためにやってくる。
コンだけが部屋に残り対応するが、壁裏にひそんだヨウルとガンチがつい声を立ててしまう。ガンチは転びそうになり、つい手を置いたヨウルの胸にふくらみがあるのを感じ、ヨウルが女性であることを知る。





Posted by まりあんぬあしゅー on 28.2013   0 comments   0 trackback
Category :九家の書

九家の書 7話

腕輪の効力がとけ、獣の姿に戻ったガンチは敵を鋭い爪で切り裂き、皆倒してしまう。その様子を目の当たりにしたヨウルは恐ろしさにその場を逃げ出す。
屋敷に戻ると父ピョンジュンにそのことを報告。ピョンジュンは昔同じような化け物を自分の手で殺したことを思いだす。人間の女がその化け物の子を産んだと聞いたが、それがガンチだったのか、と思い当たるピョンジュン。
コンは災いが人々に広がる前にガンチを即座に殺します、とピョンジュンに言うが、ヨウルは何か事情があるのかもしれない、そんな身の上が可哀想だと憐れみを見せ、殺すことには断固反対。
ピョンジュンも、もしそんな能力が持つものがいるのをグァヌンが知れば利用するかもしれないと危惧。まずはガンチをとらえようということになる。

ガンチは自分の助けを待つチョンジョのもとに行きたいが、全身を襲う苦痛でままならない。法師はガンチの実の父が千年山を守ってきた守護神だと明かし、しばらく月の庭でおとなしくしているように言う。
その間に、人間として生きるのか、獣の姿に戻るのか自分で選択しろというのだ。

チョンジョはガンチが救い出してくれるのを待っていたが、官奴として春花館に売られていく。気位が高く、抵抗を示すチョンジョは、ガンチ母がそうされたように、恥の木にくくりつけられてしまう。
三日三晩行きかう人々の同情の目で見られながらしばられていたチョンジョはガンチや兄の名を呼びながら気を失ってしまう。
気づいた時には春花館の中で寝かされていた。出されたお粥をむさぼり食べるチョンジョは、生きるためにそこに身を置くしかないわが運命を思い知るのだった。

ヨウルはガンチが心配で月の庭にやってくる。獣に変わってしまう緑の目のままのガンチはわが運命を呪い、嘆き悲しみ、ヨウルの差し出すご飯も食べようとしない。
ヨウルは「命あっただけでもよかったじゃないか」と励まし慰めるが、聞く耳を持たないガンチ。
獣だろうが、人間だろうが、ガンチであることに変わりはない、ヨウルの必死の説得にやがてガンチは絶望から救い出されたように目の色がもとにもどっていく。
ヨウルとガンチはであってはいけない運命ながら、あらがいようのない流れにガンチの両親のことを重ねて運命のいたずらを思う法師。

チョンジョは春花館で客としているグァヌンと再会する。屈辱と憎しみで動けないチョンジョ。間もなく自分のものになるチョンジョをゆっくりと余裕をもって眺めるグァヌン。
春花館主人ウォルソンはグァヌンの勝手な行いをいさめ、チョンジョをその場から救う。

百年客館は、卑劣なグァヌンのものになってしまう。かつて自分の主人が栄えさせた館の庭に、罪人の家族として縄につながれたまま引き出されるユン氏。勝ち誇ったように罪状を告げる仇のグァヌンに「館を手に入れてもお前のものにはならない。」という言葉を遺してユン氏は自らグァヌンの剣に身を投じ、グァヌンがとどめを刺し息絶える。

ガンチはチョンジョたちを助けるために街に舞い戻ってくる。法師はガンチの妖力を封印するための腕輪を再び腕につけさせる。
ピョンジュンはイスンシンと相談し、ガンチを味方につけようと決める。同じようにグァヌンもガンチを利用しようと思っていた。

ピョンジュンはガンチに縄をかけ、グァヌンに突き出す。
ムソル殺害の罪に問われるガンチ。グァヌンは自分のもとにつく条件で助けてやると取引を持ち掛ける。
そこに現れたイスンシンが、「そのものは私の部下だ、引き渡してもらおう」と宣言する。

・・・・大人の事情に翻弄されるガンチ。テソとチョンジョの運命は、どうなるのか、気になります。


Posted by まりあんぬあしゅー on 21.2013   0 comments   0 trackback
Category :九家の書

九家の書 6話

慈悲深いムソルの愛情をたっぷりと受けて育ったガンチ。
子供のころ友達と喧嘩をしても、頭ごなしに叱らず、その理由を聞き、「親がいないとからかわれた」と言えば、「お前は私の息子同然だ、これからはそう言いなさい」と励まし、友達にももうからわないように言い聞かせてくれたムソル。

死に間際にも自分のことより、ガンチを心配しながらこと切れたムソル。ひとしきりムソルの死を嘆き悲しんだガンチは、ムソルを殺した者への怒りが湧いてくる。瞳を青く燃えたぎらせたガンチの怒りは嵐を呼び、「殺してやる、みな、殺してやる」という雄叫びになる。悪党グァヌンもさすがにガンチの憤りの前には一瞬ひるんで、殺気を感じる。
ガンチが攻撃しようとしたそのとき、ソジョン法師がどこからともなく現れ、ガンチの前に立ちはだかる。
杖でガンチの鳩尾を突き、動けなくした法師は、みなをけむにまくように、砂嵐を呼び、そのすきにガンチ共々姿を消す。

ガンチが生まれた川べりの洞穴にやってきた二人。ガンチにあと10日おとなしくしていれば、出生の秘密、親のことを教えてやるという。

ムソルの亡きがらはむしろをかけられただけで、粗末な台車に乗せられ、謀反の罪を着せられたまま連れていかれようとしていた。別れを惜しみ、泣きながら見送る人々の前で、どうやっても台車が動かない。
おとこたちが押してもひいてもびくともしない台車をみかねて、テソ母がなきがらに話しかける。
「あなた、もういいでしょう。どうか安らかに逝ってください」。するとかんねんしたように、ゆっくりと動き出す台車。
「離れたくないんだな」と無念の死を悼む多くの人々。沿道で民衆が大泣きしながらムソルを見送る。

そんな人々にもたらされた知らせは、グァヌンの最初の計画通り、ムソル殺害の犯人はガンチだというもの。
手配書も張り出される。
謀反ものの家族ということで、みなとらえられ、牢屋に投獄されてしまう。テソはいわれなき拷問を受ける。
泣いて気絶する母に「泣いてどうなるんです。こういうときこそしっかりせねば」と気丈に言い聞かせるチョンジョ。
チョンジョはガンチが助けにきてくれるのを待っていた。

ガンチにかけられた賞金目当てに天敵のボンチュルがガンチの居場所を探すため、ヨウルたちの後を追う。
気づいたコンに撃退されるが、グァヌンの手下たちもガンチを狙って山に入っていた。ヨウルは追われるが、その危機を救ったのはガンチだった。また助けられたと思うヨウル。
ヨウルは賞金がかけられて指名手配されているから、このまま潜んでおけというが、ガンチは家族が心配で山を下りてしまう。

チョンジョが籠に入れられ官妓として連れていかれようとしていたとき、ガンチが目の前に現れる。チョンジョを助け出そうとするガンチに、チョンジョは、「私は大丈夫。それより兄を救って」と頼む。また助けにくるとチョンジョに口づけをして誓い、牢獄に向かうガンチ。

瀕死のテソや皆を救い出すガンチだが、テソ母は「自分は足手まといになるから、ここに残る。逃げ遅れるよりも官奴として生きる方がましだ」と居残る決意を告げる。
ガンチをずっと厄介者扱いして冷遇してきたテソ母が、ようやくガンチを認め受け入れた瞬間「テソとチョンジョを頼む」とガンチを心から信頼し頼むのだった。

テソをおぶって逃げるガンチだがすぐに役人に追いつかれそうになる。そのとき、一人の男が、私がかくまうと申し出る。
かつて百年客館に泥棒に入ったが、ムソルの恩情ある決断で許され、生活まで保障してもらった大恩を感じている男だった。
その男の家にテソを預け、役人たちと闘うガンチ。
ヨウルも助っ人にかけつけ森の中に逃げ込む。

ガンチの腕輪がパワーを呼んでいると怪しむ役人の手によって、腕輪の糸が切られてしまう。
ガンチは抑えられていた獣の本能が呼びさまされ、大声で吠えながら敵に向かっていく。

・・・・ガンチがムソルに託されたときにつけられた腕輪は、ガンチの獣の魂を抑えるためのものだったのね。
チョンジョが助かるのか、どきどき、気になるわ。
それにしても自分の欲しい女性を手に入れる手口がワンパターンなグァヌン。単純ね。




Posted by まりあんぬあしゅー on 18.2013   0 comments   0 trackback
Category :九家の書
 

プロフィール

まりあんぬあしゅー

Author:まりあんぬあしゅー
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR